喬木村伊久間のポピー園に咲く5万本の花が見頃を迎え、花愛好家らを楽しませている。園内を散策したり摘み取りができる「ポピーまつり」は29日まで。
花弁が赤やピンクのシャーレーと、黄のカリフォルニアの2種類が30アールに植わる。
ポピー園を管理する地元有志のポピーの会によると、生育は平年よりも1週間ほど早く、丈の伸びや色付きは良い。
年々増える遊休地の解消策としてポピーの種をまいた。見頃に合わせて開催するまつりは口コミで広がり、九十九谷(くじゅうくたに)森林公園のクリンソウの開花時期とも重なって毎年多くの人が訪れる。
ポピーはケシ科ケシ属を総称する一年草の植物。大きなもので直径10センチのかれんな花を咲かせる。
まつりの期間中は協力金200円で1人につき10本のポピーを持ち帰ることができる。午前9時半~午後4時半。問い合わせは村たかぎ農村交流研修センター(電話0265・33・3999)へ。