りんご並木沿いに複合施設4月オープン

地域の話題

[ 2011年 3月 26日 土曜日 14時55分 ]

 飯田市中心市街地のりんご並木沿いに、おもちゃミュージアムやデリ&カフェなどを併設した新施設「並木テラス」が4月中旬にオープンする。事業主体の第三セクター・まちづくりカンパニーは「並木自体が市民の心の拠り所となり、それが活性化につながるようなストリートマネジメントにしたい」と話している。

 新施設は、同カンパニーが市内の会社が所有するビルの1、2階部分を改修するとともに、ビルに隣接した土地に2階建ての施設を新築して一体的な整備に取り組む。現在、改修しているビル1階はデリ&カフェに、2階部分は温もりある木工おもちゃで遊べるプレイルームにする。改修する延べ床面積は約210平方メートル。

 また新築する施設の1階はインターネット環境を備えたフリースペースで、食事をとったり団らんしたりできる憩いの場、または催しなど地域の情報を発信する場所にもしたい考えで、お香ショップも併設する。2階は木工おもちゃを販売するショップになる予定だ。1階、2階合わせて約150平方メートル。2施設の総事業費は約1億円強。

 2施設の間には新しい裏界線をつくり、回遊性を持たせる工夫も施し、他店との結びつきを深める。施設を運営する株式会社いとうの伊藤茂雄社長は「りんご並木には飲食店など新しいお店ができてきているが、子どもに対して十分な提供がなかった。親子で楽しめるような場所、気軽に入れて、また休めるような場を作ることがにぎわいの一助になれば」と話す。

 りんご並木通りには、これまで三連蔵、再開発事業、昨年は自然エネルギーを活用したエコハウス(21世紀環境共生型モデル住宅)など一体的な街づくりが展開されている。また市立動物園は年間約7万人、川本喜八郎人形美術館には同3万人弱の集客力があり、並木はさまざまな場所との結節道路となった。飯田まちづくりカンパニーの三石秀樹取締役事業部長は「並木自体が市民の心の拠り所の象徴的な場所と捉え、活性化につなげていきたい」と話している。

  

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