下條村に初の地域おこし協力隊 移住定住の促進図る

地域の話題

[ 2017年 7月 7日 金曜日 15時30分 ]

下條村地域おこし協力隊に着任した宮越さん

 下條村で1日、初めてとなる地域おこし協力隊が着任した。村は昨年度から移住定住や交流人口増加に向けた取り組みを活発化させていて、都内で開かれる地域おこし協力隊の募集説明会にも積極的に参加、村の魅力や情報を発信してきた。第1号となった協力隊も自らが移住定住を促進させるための仕事に励む。

 着任したのは須坂市出身の宮越絵美さん(37)。高校卒業後は大阪に出て、インテリア関係や旅行会社などで働いた。「最近は地元長野のために何かできないかと考えるようになった」。インターネットなどで県内の就職情報を探していたところ、2月に東京の「銀座NAGANO」で協力隊募集説明会があることを知り、大阪から足を運んだ。

 下條村ブースに座り、職員教育や資材支給事業、子育て支援策などを経て人口を増加に転じた村の政策の歴史を聞いたとき、村への魅力を強く感じたという。

 仕事内容は村が求める移住定住、交流人口の増加を促す取り組みの推進。「観光よりも定住する人を増やしたい。若者向け集合住宅を出ても戸建ての家を村内に建ててもらえるよう案内できる体制をつくりたい」と意気込む。趣味はキャンプやバーベキューなどのアウトドア。「村に来てもらうための情報発信にも注力したい」と話している。

 1997年度から低価格な若者向け住宅建設などの人口増加対策に着手した同村は、90年に3859人だった人口が2005年に4204人に増加。しかし昨年4月の人口は3986人と再び4000人台を割り込み、募る危機感の払拭を目指して定住人口の増加に取り組む。

 2人目となる20代男性の協力隊員もこのほど決まり、11月に着任して6次産業や婚活関連の仕事に就く。宮島俊明副村長は「すぐに成果が出るとは思ってない。任期3年の中で一生懸命取り組み、それが職員間にも新しい風を吹き込むことになれば」と期待を寄せる。

  

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