仲間つくり楽しい農業を

地域の話題

[ 2021年 6月 25日 金曜日 15時41分 ]

 県南信州農業農村支援センターは24日、新規就農者激励会を南信州消費生活センターで開いた。昨年5月から今年4月までの新規就農者は17人。先輩農家や青年農業者グループの話を聞き、仲間づくりや農業技術の向上、経営の安定化へ思いを深めた。

 個人や家族単位の事業形態が多い新規就農者に対し、一般企業の入社式のような場を設けようと続けている。先輩農業者や青年農業者グループと出会い、円滑な農業経営や地域活動、仲間づくりにつながる情報交換の場になっている。

 17人は、脱サラして実家の農業を継承する後継者や、担い手研修制度を修了して独立したIターン農家などさまざま。扱う品目も果樹や野菜、畜産など幅広い。「もうかる農業に向けて経営にも力を入れたい」「全く経験がないが1日も早く一人前になりたい」などと思いを語った。

 先輩農家の体験発表では、県農業士協会下伊那支部の横田寿幸支部長とJAみなみ信州青年部の市村寛委員長が就農時の体験を紹介した。

 ともに青年農業者グループや生産者組合などを通じて人脈をつくり、先輩や普及指導員などの指導を受けて農業技術や病害虫対策を学んだ。経験を語るとともに、農業経営の魅力ややりがいを伝えた。

 春日敏彦所長は「多くの仲間とつながり、農業に限らず相談し合える関係を作ってほしい。経営を安定化させ将来の南信州農業を担うリーダーになってほしい」と期待した。

 JAみなみ信州の塩沢昇営農部長は「地域農業を支える担い手支援に力を入れている。困った時には、担い手支援室に相談を」、県農業経営者協会の古田和夫支部長は「農業には仲間が大事。6次産業化などアイデアを出し、楽しく進めて」などと激励していた。

◎写真説明:自己紹介する新規就農者

  

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