飯田市馬場町の旧飯田測候所と隣接の東栄公園で19日、「北斗のまち橋北イルミネーションフェスタ」(橋北まちづくり委員会主催)のイルミネーション・ライトアップが始まった。今冬は「ウィズコロナ・アフターコロナ」をテーマに、新型コロナウイルスとたたかう医療従事者へのメッセージも表現。工夫を凝らした光の装飾とオルゴールの音色が来年1月8日まで楽しめる。
コロナ禍での開催となることから、飾り付けの範囲は例年よりやや縮小したものの、拍手を送る手が点滅する「クラップ・フォー・ケアラーズ」の装飾と青い光の塔で、医療従事者への感謝を表現するなど、心のこもった飾り付けとした。
イルミネーションフェスタは2009年に始まり、冬の風物詩として定着。今冬は11月半ばからまちづくり委員会、橋北面白倶楽部を中心に準備をしてきた。
点灯式は佐藤健市長ら来賓を迎えて19日夕に開催。7万5000球余のLEDが一斉にともると、集まった人たちは測光塔から流れ落ちる光の束、トナカイなどに見入り、クリスマスの雰囲気を楽しんでいた。
点灯時間は午後5時から同9時まで。大みそかはオールナイト点灯とする。期間中に会場内で毎年開いているクリスマスイベントは開催を見送った。
◎医療従事者への感謝を表現した装飾も