喬木村でメンマづくり講習会開く

地域の話題

[ 2019年 6月 15日 土曜日 15時26分 ]

 県南信州地域振興局によるメンマづくりの講習会が9日、喬木村氏乗であった。放置され、荒廃が課題になっている竹林の自主的な整備促進を図ることが狙い。約80人が参加し、実習を通じてメンマ加工による竹の利活用を学んだ。

 午前は2班に分かれて若竹の収穫を実習。1・5メートルから2メートルに伸びた若竹を切り、順に竹林から運び出した。

 午後は同プロジェクトのメンバーが軸になり、メンマづくりを指導。皮むきをした後、節を取り除いて釜ゆでし、塩漬けにするまでの作業を体験した。

 7月に計画している第2回で味付けをする。

 運営には地元住民らも協力。地区からグループで参加したり、県外から足を運ぶ人もいた。

 飯田市下久堅柿の沢から出席した男性(62)は「地域でも竹林の有効活用が課題になっている。学んだことを取り入れていけたら」と話した。

 振興局林務課によると、飯伊の竹林面積は約612ヘクタールで、実際はそれ以上あると見られる。タケノコ収穫のために手入れをされている竹林もあるが、ほとんどが放置されている状況という。

 倒竹実習などをした昨年度の竹取講座を発展させる形で県が企画。飯田市竜丘地区の天竜川で展開される「鵞流峡復活プロジェクト」の先進事例に学び、地域内に竹林整備の輪を広げたいと願っている。

 同課の三澤雅孝課長は「竹林は1度整備しても翌年また出てくるため、継続的な対応が必要。幅広い住民に意識を持ってもらうため、得た知識を持ち帰り、広げてほしい」と呼び掛けていた。

◎写真説明:参加者らが収穫した若竹

  

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