喬木村でJICA異文化交流会

地域の話題

[ 2019年 9月 7日 土曜日 14時19分 ]

 駒ケ根市の駒ケ根青年海外協力隊訓練所(JICA駒ケ根)は6日、JICA駒ケ根に所属する語学インストラクターによる出張異文化交流会を喬木村で開いた。飯田下伊那地域とのつながりが薄いといい、JICA駒ケ根に関心を持ってもらう狙い。親子連れら約30人が参加し、2人の語学インストラクターを通じてそれぞれの母国語や食文化などに触れた。

 JICA駒ケ根には8人の語学インストラクターが所属する。年3回の訓練期間の合間を利用した初の試みで、この日はスリランカのシンハラ語とネパール語のインストラクターが講師役を務めた。

 シンハラ語のシリパーラ・ウィラコーンさん(57)は1986(昭和61)年に初来日以降、国内で日本語を学んでいるとあって、日本語でスリランカを解説。スリランカの歴史や食習慣、伝統の衣装も紹介した。シンハラ語を教わる参加者に対し、自らの経験を踏まえ「他国の言葉は難しいように思えるけど、易しいと思えば問題なく対応できる」とにこやかに伝えた。

 出張異文化交流会の開催に協力した村社会教育委員の座光寺秀元さん(69)はリニア開業やインバウンド(訪日外国人客)の増加によって今後、外国人と接する機会が増えることを予想し「コミュニケーション能力を高めるきっかになれば」と語った。

 JICA駒ケ根によると、喬木村での開催をきっかけに自治体や住民団体などと協力して展開していきたい考え。遠山景太研修員(27)は講師を囲んで笑顔で触れ合う姿に好感触を示し、「地域にアプローチしていきたい」と話した。

◎写真説明:シンハラ語に触れる参加者

  

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