国道152号の豆嵐地区バイパス区間が開通

地域の話題

[ 2011年 7月 5日 火曜日 9時32分 ]

 三遠南信自動車道の現道活用区間として、県が整備する飯田市の国道152号のうち、上村の豆嵐(まめぞれ)地区のバイパス区間(上中郷工区)が3日午後2時に開通した。記念式典が同日午前に現地であり、地元住民や関係者らが、2車線化に伴う利便性や安全面の向上を喜び、今後のさらなる地域振興を期待した。同工区(約1・1キロ)の開通により、1977(昭和52)年から進められてきた向井万場拡幅事業は全線(約6・3キロ)完了となった。

 3日開通の同工区では、喬木村方面から豆嵐橋(長さ78メートル)、豆嵐トンネル(同470メートル)、宮の下橋(同125メートルを連結整備。付近の旧道は幅員が狭く、車両同士のすれ違いが困難なため、トンネル部分は信号による片側交互通行が行われていた。

 豆嵐トンネル内での開通式は国道152号整備促進飯田市遠山郷期成同盟会が主催し、事業関係者や地元住民ら150人余が参加した。上村まちづくり委員会の熊谷貞夫会長はあいさつで、開通に伴う利便性の向上や交通安全の確保などを喜び、今後の観光や産業の振興を期待。「国道152号は遠山郷の生命を守る道。南信濃の未整備区間についても早期の開通を願う」と力を込めた。

 県建設部の堀内秀部長は「35年来の向井万場拡幅事業工区の完成により、交通の安全、円滑化、さらには飯伊の交通ネットワークの強化、産業振興、健康福祉の向上などが期待される」と指摘。三遠南信道の関連事業に言及し「厳しい財政状況だが、早期の全線開通に向け、期待に応えたい」と述べた。

 テープカットとくす玉割りに続き、地元の上村中郷獅子舞の先導で出席者らが宮の下橋までをパレード。「長く丈夫に」を願っての「親子三世代渡り初め」もあり、ひ孫を含む一家8人で担った近くの男性(82)は「開通は住民の悲願であり、本当にありがたい」と笑顔で話した。

 県が整備する三遠南信道の現道活用区間は計21・1キロ。県飯田建設事務所によると、南信濃の小道木バイパス(1・7キロ)、和田バイパス(4・1キロ)、小嵐バイパス(2・4キロ)の未整備工区について、本年度中に橋下部工や用地補償などの事業に着手する。県境の青崩峠道路は国が担う。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     

最近の記事

【阿智村】村内企業や事業主支援へ 1億円超の新型コロナウイルス緊急経済対策事業

9月25日土曜日14:47

【飯田市】飯田西中1年生が猿庫の泉で野点茶会を体験「抹茶は苦かったけれどすがすがしい気分」

9月25日土曜日13:42

【飯田市・下伊那】マツタケの入荷順調、森林組合北部支所直売所は買い物客でにぎわう

9月24日金曜日17:40

【豊橋市・飯田市】ヤマサちくわがねぎだれに合う練り物を商品化「飯田おでんの具にも」

9月24日金曜日17:08

グリムスパンキーニュース 2021.09.19.

9月23日木曜日16:42

【リニア中央新幹線】長野県内初、伊那山地トンネル青木川工区の本線用トンネル掘削を開始

9月22日水曜日16:15

【飯田市・喬木村】4社がフィットネス市場に向け半生菓子を発売「トレーニングに最適」

9月22日水曜日15:36

【飯田市】市消防団が防災功労者内閣総理大臣表彰「昨年7月豪雨で人命の安全確保と被害軽減に尽力」

9月21日火曜日15:36

【飯田市】「SDGs身近に」田畑茶舗が期限切れのお茶をほうじ茶にする「息吹茶サービス」を開始

9月21日火曜日15:38

【長野5区】衆院任期満了まで1カ月、日程不透明も与野党の動き活発

9月20日月曜日13:58

【飯田市】和田諏訪神社で御柱祭に向けて用材伐採「斧入れ式」

9月20日月曜日13:33

【飯田市】飯田商工会議所が飲食店応援プロジェクト「いいだHappy Eats」始動

9月18日土曜日13:37

【飯田市】飯田署が動物園に委嘱状を交付

9月18日土曜日13:40

【阿南町】阿南高校生が「鈴ケ沢なす」や「鈴ケ沢南蛮」など伝統野菜見学

9月17日金曜日15:28

【飯田市】美術博物館が菱田春草子ども向け鑑賞ガイド作成

9月17日金曜日15:24








記事の検索はこちらから



















南信州電子版購読

スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞