飯田市宮の前の慈光保育園(塩原智子園長)の2歳児クラスの園児11人が25日、同市知久町の飯田知久町郵便局(本田賢司局長)を訪れ、年賀状を一人ずつ投かんした。
園児たちは桜並木とりんご並木の散歩を兼ねて同局を訪問。園が園児や家族宛てに用意した年賀状を特設のポストに入れ「郵便屋さんお願いします」と声をそろえた。
塩原園長によると、例年は職員が投かんも担っていた。今年は同局に保護者がいる縁もあり「お正月の文化や郵便の仕組みを身近に感じてもらう機会になれば」と初めて試みた。
年賀状を託した男の子は「お正月に、おうちに届けてくれるんだよ」と笑顔。本田局長は「子どもたちが大きくなっても、年賀状の文化を大切にしていってくれるとうれしい」と期待していた。
年賀状の受け付けは15日に始まった。元日に確実に配達するための目安は25日となっており「まだの人は早めの投かんを」と呼び掛けている。
◎写真説明:年賀状を出す園児たち(飯田知久町郵便局で)