地域を豊かにする地産地消を

地域の話題

[ 2020年 11月 23日 月曜日 13時21分 ]

 人権や社会、地球環境に配慮した消費行動「エシカル消費」に理解を深める「エシカルシンポジウム」(実行委員会主催)が22日、飯田市役所で開かれた。環境・エネルギー問題に詳しい大学院大学至善館教授の枝廣淳子さんが「持続可能で幸せなまちづくり」と題してオンライン講演した他、佐藤健市長らによるパネルディスカッションも行われ、地域を豊かにする地産地消を考えた。

 講演で枝廣さんは、「持続可能で幸せなまちづくり」に必要な要素の1つとして「外部に依存しすぎず、持続できる地域経済」を挙げ、地域から流出していた金を地域で循環させようと取り組んでいる北海道の上川郡下川町や島根県の隠岐郡海士町を紹介した。

 地域の特色を生かした小規模ビジネスを住民が支えることで、地域外からの輸入に頼らず地元に雇用を生み地域に還元する産業の必要性を強調。「買い物は投票であることを意識し、地元の事業者を買い支えることが強い地域経済をつくる」と語った。

 第2部では、枝廣さんと佐藤市長、SDGsに取り組む市連合婦人会副会長の岡田慶さん、NPO法人山法師理事の原一樹さん、一般社団法人South―Heart代表理事の森本ひとみさんらが「地域を豊かにする地産地消」をテーマにパネルディスカッションを行った。

 「地域で支える農業」の成功ポイントについて質問した佐藤市長に対し、枝廣さんは「活動の輪を広げるためには、しなくてはいけないではなくした方が長期的に消費者にプラスになると思わせることが大切」とした。

◎写真説明:市役所で開かれたエシカルシンポジウム

  

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