天龍村で5町村の協力隊員が研修会

地域の話題

[ 2017年 1月 27日 金曜日 15時31分 ]

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 地域内で各自テーマを持って仕事に臨む地域おこし協力隊が多い中、少数とされる「教育・子育て」分野で共通点を見出し、研修や交流会を重ね情報を共有している隊員らがいる。26日に天龍村で開いた研修会には下伊那郡4町村と王滝村の協力隊も参加して報告会を開催。村内を巡りながら村の教育環境について学び、自身の活動の糧とした。

 協力隊就任直後に開かれる全国初任者研修では、ほとんど出会えなかったという「教育・子育て」分野の隊員が、県内では南信地域に多くいることが分かり、元教員の泰阜村地域おこし協力隊小黒あかりさん(36)が中心となって企画。「貴重な横のつながりを生かし、互いを高め合いたい」と同じテーマで活動する他の隊員らに呼び掛けた。

 メンバーはほとんどが着任1年目の女性たちで、第1回は6月に泰阜村で、第2回は9月に王滝村で開いた。今回は泰阜村緑のふるさと協力隊の釜智子さん(29)を加えた6人が参加。JR平岡駅に集合すると「久しぶり」「花火以来だね」と再会を喜び、天龍村協力隊の駒井花子さん(21)を先頭に、歩いて役場や小学校を訪れた。中井侍にも足を運び、同村協力隊員らが取り組むお茶のプロジェクトにも触れた。

 後半は活動報告と意見交換会を実施。児童の宿題などを見る「てらこま」を毎週開いている駒井さんは「村の名人めぐりなど地域に密着した授業を展開している。人数が少ないからこそできる」と村の教育環境を紹介した。「地域おこしは教育、人材育成」と語る王滝村の鈴木里奈さん(25)は「子どもが自然の中で遊び、体験する地域教育に取り組んでいきたい」と語った。

 阿智村で子育て支援に取り組む植松史歩さん(33)は「同じ志の仲間がいると、いろんな視点で物事を見ることができる。難しい分野だけど一つずつ進めていきたい」と前を見た。現在は外商を担当している豊丘村の佐和清奈さん(23)は「任期後は村に残り、保育士の資格を活用した仕事に就きたい」と定住する考えも示した。

 小黒さんは村の教育現場に関わりながら、今後教育環境や取り組みを「見える化」したパンレットの作成に取り掛かる。「これまで育んできた村や町が持つ教育力を分かりやすく表現したい。子育て環境の良い、教育の村を目指したい」と話した。

  

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