屋外での火の扱いに注意を

地域の話題

[ 2020年 3月 3日 火曜日 15時19分 ]

 1日からの「春の山火事予防運動」で県南信州地域振興局は3日、飯田市追手町の県飯田合同庁舎で、予防に向けた広報の出発式を開いた。

 振興局のほか、飯田広域消防本部、南信森林管理署、飯田市が参加した。今年は新型コロナウイルス感染防止の観点から、参加人員を限定し、出発式の規模を縮小した。

 振興局の丹羽克寿局長はあいさつで「飯田下伊那地域では2017年から3年連続で、自衛隊が出動する大規模な山火事が発生している」と指摘。「この時期は空気が乾燥し、外で火を扱うことが多くなる。特に今年は雪が少なく乾燥していて注意が必要。地域の大切な財産である森林を守るため、徹底的な広報で山火事を防いでもらいたい」と呼び掛けた。

 出発式終了後、山火事予防の広報車両が、全14市町村を北部、南部、西部の3班に分かれて回った。スピーカーを通じて「風の強い日や乾燥する日はたき火をしないで」「たばこの投げ捨てはやめて」などと呼び掛けた。

 運動は5月31日まで展開し、野外での火の取り扱いに対する注意喚起を強化する。統一標語は「守りたい 森と未来を 炎から」。同振興局は、山火事予防を啓発するチラシを独自に作成。各市町村で回覧し、集会などで配布する。

 同局林務課によると、2019年に飯田下伊那で発生した野火災は9件。うち6件は3月から5月に発生した。4月には喬木村氏乗で、鎮火までに23時間以上を要した大規模な火災が起き、586アールが焼けた。

◎写真説明:県飯田合同庁舎を出発する広報車両

  

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