平谷村役場庁舎裏側の道沿いにあるヒマワリ畑―。盆の期間中は満開となったヒマワリの迷路に興ずる人らでにぎわったが、畑の入口には今年初めて10体のかかしが立ち並び観光客を迎えた。
このかかしは、夏休みに平谷小学校で開いた「西部子どもの集い」の一環で製作したもの。同村と隣接する根羽、阿智の3カ村内の7小学校から54人が参加して交流した。
各村教委や公民館の指導で、5~6人ずつのグループに分かれて10体を製作。でき上がったかかしは、同小学校田に立てて記念撮影した後、ヒマワリ畑へ運んで道路沿いに設置した。
8月末まで「かかしギャラリー」として、訪れる観光客らを出迎える。2学期の始まる9月からは再び学校田に立て、かかし本来の有害鳥獣の追放に役立てる。
◎写真説明:平谷村ヒマワリ畑に立つかかし