泰阜村だいだらぼっちが福島県の児童へ贈る米を袋詰め

地域の話題

[ 2011年 9月 16日 金曜日 9時25分 ]

 泰阜村田本の山村留学「暮らしの学校だいだらぼっち」の子どもたちは14日、サマーキャンプに参加した福島県の児童約50人へ贈る泰阜村産米の袋詰め作業を行った。米は、サマーキャンプの際に村住民有志が提供したもの。同山村留学を運営するNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターは、今後も末永く福島県などの被災児童支援活動を続けていくという。

 ことし7―8月に開催したサマーキャンプで福島県児童を招待。体験を支援する住民グループ「あんじゃね支援学校」(木下藤恒代表)の呼び掛けで、福島県の児童の参加したキャンプで利用する農産物を村内から募ったところ、米は30人ほどから計約350キロの提供があった。また、キャンプ会場近隣の住民が毎日野菜を届けるなど、参加者へお土産に持たせた特産野菜は万場の宮入良夫さんが無償で提供するなど村住民が手厚く支援した。

 米はキャンプで利用しきれないほど大量に集まったため、残った約250キロを1人5キロずつ福島県からの参加児童にプレゼントしようと計画。発送の費用は、村内外から集まったキャンプ支援の寄付金の残りを利用した。寄付金も各地の大学生の支援などにより目標額300万円を上回る約350万円が集まったという。

 発送作業にはグリーンウッドのスタッフだけでなく山村留学の小中学生も参加。村の善意で集まった米を1粒でも無駄にしないように丁寧に袋に入れ、計量していった。

 山村留学生の渡辺海君(泰阜小6年)は、昨年のキャンプで福島県いわき市の須田貴大君と友達になり、今回須田君に手紙を書いてキャンプに招待した。「泰阜村でとれたお米はおいしいのでたくさん食べてもらいたい。また会えたらいいな」と話していた。

 グリーンウッドの辻英之代表理事は、翌16日から福島県を訪問しボランティア活動の支援やキャンプ参加家庭の訪問などを予定。「当初から支援は長期を予定していた。今後も教育活動を通じて身の丈にあった支援を続けていきたい」と話していた。

  

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