浜井場小学校がケナフ販売収益金を被災地小学校へ

地域の話題

[ 2012年 1月 27日 金曜日 9時40分 ]

 飯田市小伝馬町の浜井場小学校4年1組(担任・北澤裕美教諭、児童29人)は25日、ケナフ製品の販売で得た収益金などを、東日本大震災で被災した福島県田村市の緑小学校へ送る準備を行った。

 ケナフ製品販売は昨年10月、地域公開参観日に実施。環境学習で栽培したケナフの活用法として、食品やリース、しおり、炭などに製品化し、販売で得た収益を被災地に送ることに。

 当日は多くの地域住民が訪れ、子どもたちが手作りした商品を次々に買い求めた。収益金4万2610円の送付先は、同学級の女子児童のいとこが通っている緑小に決定した。

 緑小は福島原発から半径20キロ圏内に位置し、事故後は立ち入りが禁止されていたが9月に解除されたため、住民は戻りつつある。しかし土地がセシウムに汚染されたため、農業を営む女子児童のいとこ一家は現在も帰ることができないという。

 この日は、緑小に送る品物を準備して箱詰めを行った。はじめに、グループごとに用意したケナフ炭やケナフティー、ヘチマの種などを他のクラスメイトに向けて発表。「ケナフの炭はにおいを消したり、マイナスイオンを出す」「ケナフティーはイライラ解消に効果がある」といった特徴や効能について、劇を交えながらわかりやすく説明した。

 最後に義援金を集めるまでの経緯を振り返ったり、送り先の緑小の状況について確認。「文房具やボール、本など足りない物や、心が元気に明るくなる物に使ってほしい」と思いを込め、一人ひとりが緑小の子どもたちに向けて書いた手紙や、ケナフ製品などとともに箱に詰めた。

 義援金と品物は、翌日緑小へ送られた。

  

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