根羽村のグリーンハウス森沢近くの村道沿いにササが、紫の穂状の花をつけている。60年に一度といわれる珍しい現象。平谷村の大滝周辺などでも見ることができる。
ササの花はめったに見られない現象で根羽村では「天変地異の前触れ」、平谷村では「咲いた年はネズミが大量発生する」などの言い伝えがある。
根羽村では住民から問い合わせがあり、調べたところグリーンハウス森沢周辺で咲いているのが確認された。発見した小木曽秀美教育長(59)は「見るのは生まれて初めてだ」と驚く。
平谷村では高嶺山周辺には確認されなかったものの、大滝周辺にはクマザサに花がついていた。5月31日の西部地区教育委員会総会後の現地研修で確認された。
ササの花は根羽村役場の窓口でも展示している。