美博で部分日食の観望会開く

地域の話題

[ 2019年 1月 7日 月曜日 15時13分 ]

 6日午前、日本で約3年ぶりとなる「部分日食」が全国各地で見られた。飯田下伊那地域でも約4割が欠ける部分日食が見ることができ、飯田市美術博物館主催の「昼間の観望会」には親子連れを中心に多くの人が参加し、神秘的な現象を楽しんだ。

 日食は月が太陽の前を横切るため、月によって太陽の一部または全部が隠される現象。日本で部分日食が観察できるのは2016年3月以来、ほぼ3年ぶり。

 午前9時半ごろから、飯田市美術博物館2階のプラネタリウムテラスには市内外の家族連れや愛好家らが訪れてにぎわった。参加者は日食グラスやソーラースコープ、専用のフィルターを取り付けた望遠鏡などを使い太陽を見たり、撮影をしたりと思い思いに日食を楽しんだ。

 この日は金星が太陽から最も離れて西方最大離角となる日でもあり、合わせて観察する予定だったが、飯田市の上空は雲がかかっていたため見ることはできなかった。しかし日食の観察には支障なく、午前10時2分には欠け幅が最大となった太陽を見ることができた。観望会に母親や妹と一緒に参加した同市竜丘小学校4年の女子児童(9)は「普段太陽を直接見ることはできないので、専用の道具を使って見れて良かった。日食はとてもきれいだった」と話した。

 解説を務めた元日本天文学会員で県自然観察インストラクターの奥村茂実さん(64)は「金星の観察ができなかったのは少し残念」としながらも、「科学の発達で今の天文学はこのような現象を正確に予測することができ、イベントを開けるようになった。観望会を通じて、子どもたちが天文学や科学に興味を持ってくれれば」と期待を寄せた。

 今年は12月26日にも部分日食を見ることができるほか、2035年9月2日には太陽がすっぽり隠れる「皆既日食」が観測できる。

◎写真説明:部分日食(6日午前10時2分、飯田市街から撮影)
◎写真説明:美博2階テラスで日食を観察する参加者

  

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