観光やスポーツで活性化

地域の話題

[ 2020年 9月 29日 火曜日 15時30分 ]

 平谷村に新たに3人の地域おこし協力隊員が着任した。産業建設課に2人、教育委員会に1人が配属。12月までに他2人の着任も予定していて村の協力隊は過去最大の計8人となる。農業、観光、スポーツなど異なる切り口から村の活性化を模索している3人に、村の印象や今後の展望を聞いた。

 産業建設課の川澄直之さん(29)は村内での独立を目指してトウモロコシやトマトの栽培、ブルーベリーを使った加工品の開発に着手する。今年の3月まで栃木県の中学校に理科講師として勤めていた。「自分で何かしてみたい」と思い立ち、平谷の人々の温かさに触れて転職を決めた。教師経験を生かし、村の子どもを中心としたコミュニティー活動の場「ひらひら平谷」などでの「教育活動にも貢献していきたい」と話している。

 同じく産業建設課に配属となったマイケル・キングさん(31)はイギリス生まれ。2012年にELTとして沖縄県に来日した。2年前からは外国人観光客のツアーガイドとして東京で働いていたが、コロナの影響で仕事が激減。新天地で観光に携わりたいと平谷へやってきた。「愛知県からの観光客でにぎわっている」が村の第一印象。「子どもを対象にした英語を学べるキャンプを開催したい」と意気込みを語った。川澄さんの農業活動とも連携したい考えだ。

 教育委員会所属の浜田悠樹さん(29)は、教育とスポーツを掛け合わせた事業の開催が目標。「多くの人と交流することで、子どもたちにとって身体も心も成長する機会を作りたい」と話す。学年や性別に関係なく遊んでいる平谷の子どもたちの姿が印象的だとし「まずは地域や仕事に慣れたい。その過程で村でできることを具体的に見つけられれば」と話した。

 村は6月までの募集で応募した5人全員を採用。産業建設課担当者は「全員が違った色を持っていた」とし「新たな原動力として村を盛り上げてほしい」と話している。10月末で1人が退任するものの、他2人が12月までの着任を予定しており、人数は過去最大の8人となる。

◎写真説明:協力隊に着任した(右から)キングさん、川澄さん、浜田さん

  

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