平谷村の信州平谷温泉ひまわりの館前の「ひまわりの森イルミネーション」が11月30日から始まった。来年3月31日までの期間中、午後5時から9時まで毎日点灯する。
村内への冬の誘客を目的に、村観光協会と信州平谷温泉が2009年から続けている。少しずつ規模を拡大しており、今年は昨年より1万球ほど増やして8万球となった。
温泉北側の「ひまわりの森」には村を代表するひまわりのほか、トナカイやウサギの人形も。光のトンネルや温泉前のせせらぎ水路は青色のライトで装飾した。
この日行われた点灯式には村の子どもたちや住民が集まった。午後5時半、カウントダウンをして一斉に点灯。子どもたちは会場を駆け回り、観光客らが写真に収めたりした。毎年恒例の豚汁配布は行わなかったが、子どもたちには菓子を配布し、会場はにぎわった。
観光協会の渡辺一之副会長(65)は「イルミネーションを見るために来てくださる方もいる。平谷に来た際の冬の楽しみの1つとして、これからも続けていけたら」と話している。
◎写真説明:平谷村の「ひまわり森のイルミネーション」