ヌーベルファーム泰阜が柿の生産拡大へ

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[ 2014年 12月 6日 土曜日 8時16分 ]

 泰阜村と民間企業などが共同出資し、トマト栽培や干し柿加工を手掛ける同村の「ヌーベル・ファーム泰阜」=本社事務所・平島田=は、今後3年を「泰阜村柿の里」計画と位置付け、村内における原料柿の生産拡大に乗り出す。

 9月から村民を対象に休耕畑の貸し出しや、畑を管理して柿を出荷できる人を募集し始め、これまでに計2・7ヘクタールの申し込みがあった。同社が所有する農園は現在10アール。本年度中1・5ヘクタールに拡大する予定だが、将来的には8ヘクタールほどを目標に掲げる。

 同社は遊休荒廃地の再生、雇用創出、農業と工業を融合した「儲かる農業」モデルの構築を目指し、ことし2月に設立。現在、同村明島にある栽培ハウス11棟で、夏季はポットによる低段密植栽培で自動管理したトマト栽培を行い、冬季は干し柿加工を手掛けている。

 原料柿はことし、下條村などにある農園を中心に約17トンを収穫。うち泰阜村内分は約2トンとわずかだった。

 今秋、柿をつるすための加工施設として改修工事を終えた旧泰阜北小学校体育館に加え、来年6月末には隣接する旧泰阜北中学校跡地にトマト栽培ハウス7棟、翌年6月にも6棟を建設する予定で、「将来的には村内収穫量を150トンにまで増やし、加工施設をフル活用したい」とする。

 これを受け、村内の遊休農地に柿の木を植える植栽事業を進める。募集しているのは、同社に農地管理を任せ、10アールあたり年間約1万円の地代を受け取る「畑貸し出し型」と、柿の木を植えて除草、摘果、選定管理までを行い、収穫した市田柿を同社に買い取ってもらう「畑管理型」の2パターン。同社では「苗木から植えて3~5年で収穫できるようになる。柿の里計画を村民とともに実現したい」と協力を呼び掛けている。

  

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