【飯田市】佐藤市長が市議会で検査キットの追加提案へ

子育て・医療・福祉

[ 2021年 8月 31日 火曜日 15時51分 ]

 新型コロナウイルス感染症の簡易検査キット(抗原定性検査)を活用した飯田市独自の水際対策事業を巡り、佐藤健市長は8月31日開会の市議会定例会で、追加発注する意向を示した。関連費を盛った本年度一般会計補正予算案を会期中に提出する見通し。無料配布する社会実験で、市は2万4000個を用意し、来年3月にかけて有効性を検証する計画。8月4日に受け付けを開始したが、30日の時点で申し込みが予定枠を超えた。

 危機管理室によると、30日までに2万5866個の申し込みがあった。

 これまでに1773個が使用され、3人の陽性が判明した。冒頭あいさつで佐藤市長は「陽性率などの数値的評価はもう少し先になる」とした一方、検査キットを通じて3人の陽性者確認につながったことは「その先の感染拡大を防ぐことができたという点では有益」との認識を示した。

 ただ、陽性者の中には検査キットで陽性反応が出なかったことで安心し、行動の自粛を怠った結果、他人に感染させた事例もあるとし、「検査のタイミングや検体採取の方法を誤らないよう改めて周知していく」と述べた。

 年齢ごと段階的に発送しているワクチン接種券について、30日に16~29歳(1万1300人)に向けた発送を開始し、残る12~15歳(3700人)が9月上旬になる予定。

 接種の対象が若い世代に移行するのに伴い、集団接種会場での土日運営を拡充する。個別接種についても、フリーザーを備える病院など接種の件数が多い医療機関へと徐々に軸足を移しているとした。

 患者を症状別に分類する「軽症」「中等症」「重症」にも言及した。中等症について「イメージとは異なり、多くの人にとって『今までで一番苦しい』と思う状態」と指摘。感染力が強いインド由来の変異株(デルタ株)の恐ろしさや重症化した場合の深刻な症状を十分認識した上で「正しく恐れ、正しく行動することが一人一人に求められる」とした。

◎写真説明:冒頭あいさつする佐藤市長

  

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