県は8日、飯田下伊那地域の県独自感染警戒レベルを「3」に引き上げた。同日発表された飯伊の新型コロナウイルス感染者は26人だった。
飯伊の直近1週間の人口10万人当たり感染者数は72・09人でレベル3の基準(60)を上回った。
また同日、諏訪と上田の両圏域の感染警戒レベルも「3」に引き上げた。同日時点で木曽、北アルプス、北信の3圏域がレベル1。残る7圏域がレベル3となっている。
同日発表の26人の市町村別は、飯田市が19人、天龍村が4人、阿智村が2人、豊丘村が1人。飯田保健所管内の感染者は累計で4412人となった。
県内では同日、317人の感染が発表された。県内発表分には含まれないが、県外保健所(愛知県)への届け出が1件があった。県累計は7万9392人となった。
同日午後8時時点の確保病床使用率は9・4%。重症0人、中等症12人。4ブロック別では、北信8・4%、東信14・6%、中信16・2%、南信5・5%。
同日午後5時時点の飯田保健所管内の入院・療養者数は114人。