県のコロナワクチン集団接種始まる

子育て・医療・福祉

[ 2021年 6月 28日 月曜日 15時04分 ]

 県による新型コロナウイルスワクチン接種が28日、飯田市座光寺のエス・バード会場で始まった。7月1日までの4日間、下伊那北部5町村の65歳以上と、警察官や特別支援学校教諭、五輪・パラ事業関係者ら計2240人が接種を受ける。

 県が県内4カ所に設けた接種会場のうち、南信会場として開設した。65歳以上の希望者全員が7月末までに2回目接種を完了することを目指す市町村接種の支援事業では、松川町、高森町、大鹿村、豊丘村、喬木村の5町村のみが対象になった。5町村の高齢者550人が申し込み、28、29日の2日間で1回目の接種を受けている。

 1日の接種予定人数は560人、初日は全て予約で埋まった。高齢者以外の団体接種では、南信地域の警察官、特別支援学校職員、ホストタウン事業の関係者、五輪・パラリンピックで輸送業務を担う運転手などが接種を受けた。

 突然キャンセルがあった場合でもワクチンを無駄にしないよう、補欠接種の態勢も整えた。県飯田合同庁舎の県職員のうち、危機管理担当職員から補欠接種を受ける予定だ。

 午前9時半の開始時間から、1時間に約100人のペースで流れるように集団接種が進んだ。使用したのはモデルナ製ワクチン。4週間後の7月26~29日に同会場で2回目の接種を受ける。

 北部5町村では、当初の想定を上回る接種希望があり、医療機関での個別接種回数を増やすなどの対応をとったが、7月末までの完了が難しく、県への支援を要請した。

 接種を受けた豊丘村の男性(74)は「役場に電話してもなかなか予約が取れなくて不安だった。ようやく打つことができて安心できた」と語った。

 会場を視察した高森町の壬生照玄町長は「本当に助かった。7月末までに終えられない懸念があったが、550人分の接種を受け入れてもらい完了の見通しができた。結果的に個別接種で余剰になった分を基礎疾患がある人にまわすこともできた」と感謝した。

 県飯田保健所の松岡裕之所長は「スムーズに進んでいる。この会場は広く、換気能力も十分で、集団接種会場として優れている。県は11月末まで接種会場を設ける方針。今後の予定はまだ調整中だが十分に活用したい」と話した。

 また「接種券が手元にある限り接種の権利がある。65歳以上でまだ接種していないが、周囲を見て自分も打ちたいと思った方は、7月以降でも構わないので市町村での接種に申し込んでほしい」と呼び掛けた。

◎写真説明:エス・バードで始まった県の集団接種

  

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