飯田市の佐藤市長がワクチン接種見通し示す

子育て・医療・福祉

[ 2021年 8月 25日 水曜日 15時45分 ]

 新型コロナウイルスのワクチン接種について、飯田市の佐藤健市長は24日の定例会告示日会見で、対象の8割の2回目接種完了を目指す11月下旬までの接種見通しを示した。9月下旬に60・2%、10月下旬に70・8%、11月下旬に80%を見込む。接種券を年齢ごと段階的に発送しており、残る16~29歳(1万1300人)が今月下旬、12~15歳(3700人)が9月上旬になるとした。

 保健課によると、接種の対象人口は12歳以上の9万625人。接種した人数の推計だと、22日現在で1回目が4万7342人、2回目が3万9313人。

 国は12歳以上の8割に2回接種することを基本枠としてワクチンを配分する方針で、国の基準だと市は7万2500人分(14万5000回分)のワクチンが供給される。

 南信州広域連合飯田事務センター(上郷別府)に構える集団接種会場は、1週間に1752人が接種できる体制を整備。接種の対象が若い世代に移行するのに伴い、できるだけ土日の数を確保する方針だ。

 市内の医療機関についても、接種場所を集団接種会場と接種件数の多い医療機関に集約していく方向で調整。16日時点で11の医療機関が新規予約の受け付けを終了している。

 また佐藤市長は「若い人を中心に、感染しても大したことがないといった誤った認識が広がっている」と指摘。患者を症状別に分類する「軽症」「中等症」「重症」を含め、「症状について正しい認識を持ってもらえるよう発信していく」と話した。

 新型コロナに感染して自宅療養中だった千葉県の妊婦の搬送先が見つからず、自宅で出産した新生児が亡くなった事例を受け、妊婦で早期接種を希望する人について佐藤市長は「できるかぎりの対応をしたい」と説明。コロナワクチンコールセンター(電話0265・22・4585)に相談するよう呼び掛けた。

◎写真説明:会見で説明する佐藤市長

  

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