飯田市は29日、台風15号の大雨で大規模断水が発生した静岡市清水区に、職員3人と給水車1台を派遣した。出発式が市役所保健センター前で開かれ、高田修副市長が激励。集まった職員が拍手で送り出した。
上下水道局から職員と給水車を派遣する計画で、給水活動は10月2日までを予定。派遣職員は水道課の松江高志、久保田泰弘、鳴澤信彦の3氏。
日本水道協会中部地方支部災害時相互応援協定に基づき、長野県支部からの要請を受けて応援給水活動を行う。
上下水道局経理管理課によると、大規模断水は興津川承元寺取水口に土砂・流木が流入したことによる水道施設の被害と、和田島地区宮嶋橋の水道橋の落橋が主な原因。対象戸数は清水区のほぼ全域で、推定約6万300戸。
◎写真説明:市役所を出発する給水車