【飯田市】天竜川で船頭が船から転落し行方不明

その他

[ 2021年 9月 9日 木曜日 15時00分 ]

 8日午後2時50分ごろ、飯田市の時又と龍江に架かる天竜橋付近の天竜川で、船頭の櫻井喜由さん(63)=同市松尾毛賀=が川下りをしていた船から転落し、行方不明になった。9日午後1時現在、飯田署や消防が捜索しているが見つかっていない。

 飯田署や運航する信南交通地域観光事業部(飯田市松尾新井)によると、船は同日午後2時半、櫻井さんを含めた船頭2人と客11人を乗せて弁天港(同市松尾新井)を出発。約6キロ下流の時又港(同市時又)を目指していた。

 櫻井さんは船尾で船の舵を取る棒状の道具「かい」を使って操舵中に川へ転落。もう1人の船頭によると、右岸へ向かって泳いでいたが、途中で見えなくなったという。

 現場は天竜橋から約100メートル上流。同社は事故の状況についてホームページ上で「漕ごうとして水面からかいが出てしまい、空中で振った勢いで落水した」と説明している。

 もう1人の船頭が無線で事故の発生を連絡。現場から約400メートル下流の時又港まで船を操作し、乗客にけがはなかった。
 船は木製で長さは約12メートル、幅が約2メートル。雨による水位の上昇で2~7日は運休していたが、8日は基準を満たしたため、朝に船頭らが試験をして運行した。

 櫻井さんは船頭歴約40年。操舵中は腰に救命胴衣を装着していた。

 同社の木下明事業部長(55)は「誠実で温厚な方。無事にかえってきてほしい」とし「原因は定かではないが40年のベテランでも起こってしまう事故。もう一度安全対策を見直し、基本に忠実な操船を繰り返し積み重ねなければ」と話した。

 舟下りは15日まで運休とする。

◎写真説明:捜索を行う捜査員や船頭ら(8日午後4時半ごろ)

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     







記事の検索はこちらから



















南信州電子版購読

スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞