強い冬型の気圧配置の影響で、飯田下伊那地域は13日から14日にかけて雪が降った。アメダスによると、13日の飯田は3センチの積雪を観測。14日朝は中央道上り線の中津川IC―飯田山本IC間が除雪作業のため通行止めとなったが、一般道の通勤通学に大きな影響はなかった。
14日朝の最低気温は、飯田が午前3時に氷点下5.7度、南信濃が同6時59分に氷点下6度、浪合が同3時6分に氷点下9.2度を観測。同日正午現在、飯田が0.7度、南信濃が氷点下0.5度、浪合が氷点下3.7度となっている。
JR飯田線は正常で大きな混乱はなかった。14日正午現在、中央道の通行止めは解除されており、中津川IC―伊那IC上下線では冬用タイヤ規制が敷かれている。ネクスコ中日本は不要不急の外出を控えるよう呼び掛けている。
15日の県南部の天気は晴れ時々くもり。冬型の気圧配置は次第に緩み、高気圧に覆われる見込み。朝の最低気温は氷点下7度、日中の最高気温は6度の予報だ。
◎写真説明:飯田市のりんご並木にも積雪した