非常に強い寒気が流れ込んだ影響で、飯田下伊那地域も25日は気温が下がり、飯田では午前4時3分に今冬最低の氷点下7・6度を観測した。南信濃では同6時35分に氷点下7・5度、浪合では同1時34分に氷点下14・4度を観測。いずれも今シーズン一番の寒さとなった。
飯田では24日に3センチの積雪も観測。25日朝は凍結した路面を慎重に運転する車の列や、足元に注意しながら進む歩行者の姿が見られた。
同日正午現在、中央道では中津川IC―小淵沢IC間で冬用タイヤの装着規制が敷かれている。
同日午後1時現在の気温は飯田が氷点下2・3度、南信濃が氷点下1・8度、浪合が氷点下6・3度にとどまっており、今冬初の真冬日になる可能性もある。
長野地方気象台によると26日も厳しい冷え込みは続く見込みで、飯田の朝の最低気温は氷点下9度となる見通し。県内の大雪の峠は越えたものの、水道管の凍結などに注意するよう呼び掛けている。
◎写真説明:凍結した路面を慎重に走行する車