飯田署管内の安心・安全を守るために誕生した防犯ヒーローの名前が、このほど決定した。管内の小学校から応募のあった766件の中から「セーフティーダ」に決定。2月28日に高森町の高森南小学校で表彰式を開き、発案した2年1組の児童28人に表彰状や記念品を贈った。
犯罪が起きにくい地域づくりを目指して飯田地区防犯協会連合会が考案。昨年11月にお披露目した。その後、名前のアイデアを募集し、同連合会が選考。安心安全を守るヒーローにふさわしい名前かどうかなどを基準とし、「セーフティー」と「飯田」を掛け合わせた「セーフティーダ」に決まった。これまで、特殊詐欺の街頭啓発したり県警が作成する動画出演したりして防犯を呼び掛けている。天竜川をイメージした青色を基調とした衣装に身を包んでいる。
表彰式には、同町の壬生照玄町長や飯田署の上條豊署長、町公式キャラクター「柿丸くん」も駆け付けた。
壬生町長は「一生懸命考えてくれた名前。安心・安全を守ってもらえるよう、皆さんも交通ルールなどをしっかり守って」とし、上條署長は「ヒーローに負けないよう、決められたことは守って生活して」と呼び掛けた。
男子児童の一人(7)は「横断歩道を渡るときにはしっかり確認するようにしたい。ヒーローには近くに立って守ってほしい」と笑顔で話していた。
◎写真説明:子どもたちと交流する防犯ヒーロー「セーフティーダ」