くだもの直販前社長着服認める、使途不明金は9700万円

その他

[ 2013年 10月 10日 木曜日 16時35分 ]

 多額の使途不明金が発覚した下伊那園芸農業協同組合の100%出資子会社「信州下伊那くだもの直販」(小池幸博社長)は8日、使途不明金は9700万円に上ると明らかにした。同社によると、8月に解任された前社長が2009年3月に会社名義の隠し口座を作り売上金などを入金する手口で、不明金の一部を着服したことも認めた。前社長は弁済の意思を示しているというが「状況によっては刑事告訴、告発も視野に入れ適正に判断したい」としている。

 取締役の熊谷勝義同園協副組合長(68)によると、昨年10月の県の条例検査で子会社に対する管理体制の整備を指摘されて以降、前社長に対し決算書の開示を求めたところ拒否し続けたことなどから、8月に解任。その後の税務調査で使途不明金が発覚した。9700万円のうち、7000万円については前社長が私的に流用したとみており、現在、架空口座には数千円程度しか残っていないという。

 前社長側とはこれまでに2回交渉を行い、前社長の不動産を処理するなどして弁済の意志を示している。ただ前社長が解任と同時に以前の元帳や関係書類を持ち出しており、金額について完全な解明には至っていないとした。

 熊谷副組合長は「前社長のワンマン経営で、監査でも見抜くことができなかった。管理上の責任はある」として経営上の甘さも指摘。小池社長(56)は「まさかこれほど多額とは夢にも思わなかった。農家や協力先には大変な迷惑をかけた。関係者に重ねてお詫び申し上げたい」と謝罪。子会社の従業員は4人で、6~8月までの3カ月間で80日間の給料未払いが生じていることも明かし、「前社長がこれまでに弁済したごく一部の金額を充てたい」と話した。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     

最近の記事

【飯田市】市消防団が防災功労者内閣総理大臣表彰「昨年7月豪雨で人命の安全確保と被害軽減に尽力」

9月21日火曜日15:36

【飯田市】「SDGs身近に」田畑茶舗が期限切れのお茶をほうじ茶にする「息吹茶サービス」を開始

9月21日火曜日15:38

【長野5区】衆院任期満了まで1カ月、日程不透明も与野党の動き活発

9月20日月曜日13:58

【飯田市】和田諏訪神社で御柱祭に向けて用材伐採「斧入れ式」

9月20日月曜日13:33

【飯田市】飯田商工会議所が飲食店応援プロジェクト「いいだHappy Eats」始動

9月18日土曜日13:37

【飯田市】飯田署が動物園に委嘱状を交付

9月18日土曜日13:40

【阿南町】阿南高校生が「鈴ケ沢なす」や「鈴ケ沢南蛮」など伝統野菜見学

9月17日金曜日15:28

【飯田市】美術博物館が菱田春草子ども向け鑑賞ガイド作成

9月17日金曜日15:24

【飯田市】保護猫ふれあいハウスかぎしっぽが閉店へ

9月16日木曜日16:28

【飯田下伊那】からあげグランプリ決勝大会開催へ

9月16日木曜日16:52

【飯田市】風越高生徒有志らが駅前プラザ活用プロジェクト

9月15日水曜日15:50

【大鹿村】観光協会が電動自転車試乗会開く

9月15日水曜日15:12

【飯田市】コロナ感染症対策第10弾を発表

9月14日火曜日15:08

【阿智村】村長らが高齢者の祝賀訪問

9月14日火曜日15:32

【売木村】飯伊に「スポーツの秋」

9月11日土曜日13:45








記事の検索はこちらから



















南信州電子版購読

スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞