夏の交通安全やまびこ運動期間中の20日、飯田下伊那各地で交通指導所が開設され、ドライバーらの安全運転意識高揚が図られた。
飯田インター出入り口では、主催の県交通安全運動推進地方部をはじめ、飯田署、県警高速隊、飯伊安協、県交通指導員、県自動車販売店協会飯田支部、中日本高速道路飯田保全サービスセンターなど、関係団体から約30人が参加。チラシを配布しながら、「スピードの出し過ぎに注意して、安全運転をお願いします」などと声を掛け、ドライバーに注意を促した。笑顔で声を掛けられたドライバーらは「ご苦労さま。気を付けます」と応え、安全運転を誓っていた。
阿南交通安全協会が主催し、阿南町西條の国道151号上に設けられた指導所は、午後5時から開始。同協会をはじめ阿南署や同町職員など約60人が参加した。佐々木暢生阿南町長をはじめ役場職員らがビラを配布し、ドライバーらに早めのライト点灯やシートベルト着用などを呼び掛けた。
同運動では「高齢者の交通事故防止」を最重点に推進するほか、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶、自転車の安全利用の推進などを目指し、25日まで、さまざまな啓発活動が展開される。