大島地区の孤立解消

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[ 2020年 7月 17日 金曜日 15時43分 ]

 土砂崩落が発生した喬木村加々須の県道大島阿島線で、県が整備していた迂回路が17日に通行できるようになり、大島地区の孤立状態が5日ぶりに解消された。

 迂回路は17日午前6時から通行可能になった。同日午前7時頃、ブルーベリーの出荷に向かっていた同地区の農業の男性(73)は「待ちに待ったという感じ」と孤立解消を喜び、「他地区と行き来ができるようになり、県道を通った方が近いので本当に助かる」と感謝していた。

 同日午前の通行可能時間には通勤などで約10台の車両が迂回路を利用。雨が降り砂が水を含んでいたため、住民たちは慎重に運転していた。県道への接続部分がくの字の坂道となっており、住民たちは周りを確認しながらスイッチバックで上がっていた。

 県飯田建設事務所によると、迂回路は長さ約500メートルで、幅は3~4メートルの砂の道路。加々須川を渡る場所には、直径80~100センチのパイプの上に土のうを積み通路を造った。

 通行できるのは軽自動車のみで、大島地区の住民の車両、緊急車両、郵便や宅配など住民の生活に関係する車両、復旧作業に関係する工事車両。

 通行可能時間は、午前6時~同8時(2時間)、正午~午後1時(1時間)、同5時半~同6時半(同)の1日3回。県は18日も通行できるとし、今後雨の状況で、通行止めや通行時間を変更する場合があるとしている。

 16日に通行可能になった迂回路が報道陣に公開され、村役場の車両などが通行した。同車両に乗り、大島地区を訪れた市瀬直史村長は「まだまだ不自由で不便をかけてしまうが、村も支援させていただくので、頑張っていただきたい」と話した。

 県は迂回路の改良を続け、完成には数カ月かかるとしている。土砂崩落が発生した県道の復旧は来年以降までかかる見込みとした。

 加々須地区の県道大島阿島線で大規模な土砂崩落が発生し通行不能になった影響で、大島地区の34世帯59人が孤立状態になっていた。

◎写真説明:通勤などで迂回路を通る大島地区の住民(17日午前7時ごろ)

  

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