若者者地域連携事業推進センター(ハローワーク、長野県、厚生労働省若年者地域連携事業委託団体)は4日、飯田市上郷別府の南信州・飯田産業センターで、40代前半までの就職活動者を対象に「企業と交流会in飯田―業界・職場のホント人事のホンネを聞いてみよう」を開催した。
現在就職活動中の人をはじめ、就職活動を控える学生、転職を考える人など5人が参加。夏目光学(同市鼎上茶屋)の本田英剛総務部長とアイエス精工(同市下久堅)の伊澤和明社長から、求める人材や就職活動で心掛けることなどを聞いた。
参加者からは、仕事の内容をはじめ、壁にぶつかった際の乗り越え方やモチベーションの持ち方など、さまざまな質問が上がった。
このうち「どんな就職活動を行うべきか」の質問に対し、本田さんは「理系だから、文系だからと自分で自分の可能性を縮めることなく、いろいろな人に会って話を聞くことが大事。インターネットで情報を集めるのではなく、人との会話から情報を得て」とアドバイスした。
また伊澤さんは「どんなことでもいいので、自分のできることからまずは行動すること。できることをこつこつと積み重ねていけば本物の力になる。恥をかいてもいい。自分をさらけだすことが大事」とエールを送った。