御嶽山噴火 飯伊に延びる噴煙 降灰の影響はほとんどなし

その他

[ 2014年 10月 1日 水曜日 13時08分 ]

 長野、岐阜県境の御嶽山(標高3067メートル)の噴火は、30日正午現在も続いている。飯田下伊那地域からは近距離とあって、各所で噴煙が確認されている。飯田市美術博物館の地質担当学芸員は飯伊での降灰について「微量のため、ほとんど影響はない」としている。

 飯田市と南木曽町の境界にある大平峠から西に2キロほどの地点にある木曽見茶屋近くの展望台からは、南木曽岳の後方に噴煙を上げる山頂の姿が確認された。

 泰阜村平島田のあいパークやすおかのボブスレースタート地点からは、中央アルプスの奥側に噴煙が立ち上り、東側に流れる様子が見られた。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が29日に公開した人工衛星からの画像では、もっとも延びた28日の画像で噴火口から飯田市の上空まで南東に約50キロにわたって流れる噴煙の姿が確認できる。

 他の画像を見ると、駒ケ岳方向の東に延びたり、南東の飯伊に向かって延びたり、その時間帯の風向きによって方向を変えている様子が分かる。

 飯伊では降灰と見られるわずかな砂埃も確認されているが、量はごくわずかで同現在までに農作物などに被害は発生していない。

 美博の担当者は「飯伊の降灰は微量でほとんど影響はないと見られるが、今後も気象情報などを通じて風向きにだけは注意をしてほしい」と指摘。火山灰は細かい粒子のため、目に入ると傷つきやすいといい、ざらついた時は目薬で洗うよう呼び掛けている。

  

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