6日から始まった「春の全国交通安全運動」の人波作戦が7日、飯田下伊那各地で早朝から展開された。地域の交通安全団体関係者らがのぼり旗を手に街頭に立ち、ドライバーに安全運転を呼び掛けた。
飯田・阿南署管内では通勤時間帯となる午前7時から、交通量が多い幹線道路などを中心に人波作戦を展開した。
このうち飯田市座光寺では堀内明彦署長、牧野光朗市長の督励に続き、座光寺地域自治会の生活安全委員33人と地区在住の市職員10人が平安堂座光寺店前に立つと、「交差点注意」などと書かれたのぼり旗を掲げて、ドライバーにルールやマナーの遵守を促した。
県内では「信濃路はゆとりの笑顔とゆずりあい」をスローガン、「通学路・生活道路の安全確保と歩行者保護の徹底」を重点に15日まで実施。飯田下伊那でも交通指導所の開設、高齢者ドライバー研修、レター作戦などの啓発活動を行う。