泰阜村柿野の道路脇の約6アールほどに黄色いスイセンの花が咲き乱れ、通行するドライバーの目を楽しませている。ことしも今月初めごろから咲き始め、10日ごろから見ごろを迎えた。周囲には桜やカタクリも見られ、様々な花が楽しめそうだ。
同所は県道飯田富山佐久間線から同村平島田の村役場を結ぶ道路沿いの交差点脇。同所はもともと荒地だったが、2004年に同村稲伏戸の吉沢茂さんが呼び掛け柿野の住民有志と整備。植えた当初は小さな花だったが、年々株が大きくなり、いまでは黄色い花が咲く風景が楽しめるようになった。
付近には同村万場の桜基公園の桜をはじめ、村民グラウンド周囲には100本桜、金野―万場間の県道飯田富山佐久間線沿いにも桜が植えられており、徐々につぼみが開き出している。また、稲伏戸観音堂などにはカタクリの群生地があり、桜の時期に花を咲かせる。