飯伊 核兵器廃絶を願い「国民平和大行進」に延べ500人

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[ 2016年 7月 5日 火曜日 13時13分 ]

国民平和大行進 核兵器廃絶を願って行進する「2016原水爆禁止国民平和大行進」の飯伊地区出発集会が2日、飯田市役所で開かれた。最高気温32度を超える暑さの中、子どもと一緒に参加した人たちの姿も見られ、6月26日と合わせ延べ500人余りが参加した。

 国民平和大行進は、5月から広島・長崎に向けてことしも始まっている。長野県内は、6月26日から天龍村を起点に始まり、延べ115人が参加。この日は延べ数400人が参加し、飯田市から喬木村、高森町、豊丘村を経て松川町上片桐で上伊那へ引き継いだ。8日に群馬県へ、13日に山梨県へそれぞれ引き継ぐことになっている。

 飯田市役所で開かれた出発式で、飯伊地区原水協会長を務める多田雅幸実行委員長が、1958年に始まった国民平和大行進の歴史を振り返りながら「“核はいらない”の一点で実行委員会をつくり運動している。これからも若い人を中心に運動を継続していってもらいたい」と願った。

 構成団体を代表して新日本婦人の会、県教組下伊那支部、民主商工会などの代表が「わが子と共に平和を願う幸せを感じる」「祖父が戦争に行った。祖母も食べるものがなくて草を食べていたと聞いた。祖父母が生きていてくれたことが一番よかった。教え子を再び戦場に送らないという先人の思いを受け継いでいく」「平和は貴重で最も大切なことだが、行動しなければ実現しない」とそれぞれの思いを訴えた。

 昨年に続いて天龍村から松川町まで歩くという男性の教員(55)は「南の方から盛り上げて平和の礎を築いていきたい」と話した。

 国民平和大行進は、1958年に東京で開催された第4回原水爆禁止世界大会をめざして、広島の被爆者が歩き始めたのが共感を広げ、日増しに参加者が増え、東京に到着するときには1万人を超える大行進となった。翌年は1000万人が参加する大行進となり、その後も政治の圧力や労働戦線の中でさまざまな分裂を繰り返しながら今も続けている。

 

  

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