飯田市動物園でオウム病感染の疑い

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[ 2011年 11月 7日 月曜日 10時26分 ]

 飯田市は4日夕、緊急記者会見を開き、市立動物園で人獣共通感染症(グラジミア病)のオウム病に感染した疑いのある者が3人いることが判明したと発表した。動物園では、原因とみられる2羽のルリコンゴウインコの糞(ふん)と血液を獣医を通じて長野市の検査機関に送り、オウム病の保菌検査を実施する。検査の結果が出るまで45日間かかり、それまで展示は行わない。糞の除去作業の結果、感染の危険性がなく安全性が確認できるまで、当面の間、動物園を休園とした。

 最初に感染した疑いがあるのは、動物園の男性職員(28)。先月28日に39度の発熱をし、29、30日の精密検査でオウム病の疑いのある肺炎と診断されたことが31日に判明した。1日に本人から動物園の指定管理者である(株)環境文化教育機構に連絡があり、担当の市土木課に報告があった。この職員は2日には熱が下がり、回復している。

 その後、動物園の調査で職員以外に、先月26日から30日までの間に飼育体験のため来園した一般の2組7人のうち市内の女性(37)と中学2年の女子生徒が感染の疑いのあることが4日朝に判明したと動物園から報告があった。7人全員に連絡を取り確認した。

 この中学生は26、27、28の3日間、ビーバー池の水洗とビーバーがかじった木の廃棄作業を体験。先月31日から2日まで学校を休んだが、4日には登校した。母親は先月29日にルリコンゴウインコの餌を餌台に置く作業とビーバーの巣直しの手伝いを体験。2日の夕方から発熱(37・8度)し、3日も熱(37・3度)があったが、4日には平熱に戻った。2人とも手袋、帽子、マスクを着用し作業をしていた。

 動物園では4日、原因とみられるルリコンゴウインコ2羽を、ビーバー舎上部の飼育ケージから作業室に隔離するとともに、感染源である糞の除去作業を行い午後5時に終了。緊急会見を開き、当分の間、休園すると発表した。

 市土木課によると、1日から3日まで1060人の来園者があった。4日は休園日だった。来園者が感染した可能性もあるが、感染したかどうかは不明と説明。3日までに来園した人で発熱などの症状のある人はかかりつけの内科医に相談するよう呼びかけている。

  

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