【飯田市・下伊那】「南信地方に免許センター設置を」南信州広域連合が要望書を提出

政治・行政

[ 2022年 3月 29日 火曜日 16時57分 ]

 改築する飯田署(飯田市小伝馬町)と新設する南信運転免許センター(仮称)について、南信州広域連合の佐藤健連合長と井坪隆議長は28日、県庁に阿部守一知事を訪ね、現在の飯田署とその隣接の県有地に設置するよう求めた。佐藤連合長から阿部知事に要望書が手渡された。

 地元選出県議も同席した。

 要望書では、隣接する風越公園や飯田創造館の扱いを課題として指摘した。その上で、要望事項の具体化に向けては県の都市公園となっている風越公園を飯田市へ移管するよう要望。創造館は「施設の老朽化に加え、利用者の駐車場減少が見込まれる」といい、今後の扱いについて協議を求めた。

 広域連合事務局によると、現在の用地面積は飯田署が約6700平方メートル、風越公園が約1万7100平方メートル。

 飯田署と南信運転免許センターの両施設の候補地に必要な面積は1万5000平方メートル。うち建物の延べ床面積は7000平方メートルで、350台分の駐車場と署長宿舎の用地が必要となる。アクセス、取り付け道路の幅員が十分であることや▽公共交通の利便性が高い▽災害危険箇所などの指定地域でない▽市街地に近い―ことが主な要件。事業期間は、設計を含めて4年間を想定するが、設置の時期と場所はまだ決まっていない。

 県内の運転免許センターは北信(長野市)、中南信(塩尻市)、東信(佐久市)の3カ所で、南信地方にはない。

 運転免許センターの設置を前に、県警は運転免許証作成機1台を飯田署に導入。「ゴールド免許」を持つ優良運転者や高齢者講習を受けた70歳以上のドライバーに限り、同署で免許を即日交付できるようになった。運転免許証作成機の稼働によって一部で利便性が高まる一方、それ以外の免許保有者は依然不便を強いられている。

◎写真説明:要望書を手渡す佐藤連合長

  

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