【高森町】まちづくり懇談会が始まる 9年後の地域の姿を話し合う

政治・行政

[ 2021年 10月 5日 火曜日 15時07分 ]

 高森町のまちづくり懇談会が1日から、下市田1区を皮切りに始まった。今回は第7次振興総合計画(まちづくりプラン)のスタートから1年が経過したことを踏まえ、町の現状と9年後に目指すべき将来像について、住民と町職員がワークショップ形式で意見交換。11月19日まで町内21地区で開催する。

 同町のまちづくり懇談会は、町が提案した議題について意見交換する形式を続けてきたが、まちづくりプラン策定のため、2019年にワークショップ形式を導入。今後10年の町の計画に町民の意見を反映した。

 新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、昨年は出席人数を絞り従来の形式で開催。今年は9月開始の予定を延期したものの、県独自の感染警戒レベルで南信州圏域が9月末から「1」となったことを踏まえ、ワークショップ形式に戻した。

 初回の下市田1区では、区民約25人が出席。5つの班に分かれ、区の現状と地域が存続していくために必要なことや目指したい将来像を出し合った。各班には町職員が1ずつ入り、意見をまとめた。

 下市田1区は人口1641人で、21区中では人口が最も多い。町役場や小中学校、町民体育館など公共施設が集まる町の中心地で、区民からは「新築戸数が多く、人口が増え続けている」「若い世代が多い」などが良い点として挙がった。

 課題では単独世帯やアパートに住む人たちとの交流がないことなどが挙がり、常会加入者の減少が主な議題の1つに。加入者を増やすために町の支援を求めたり、「加入者と未加入者で格差を付けるべきではないか」とする意見が出る一方、「常会に拘らない付き合いも必要」との声もあった。

 壬生照玄町長は「町はさまざまな課題を抱えるが、大切なのは人と人とのつながりだとこのコロナ禍で実感した」とし、「21地区で出た意見を来年以降のまちづくりに反映させていきたい」と話していた。

◎写真説明:ワークショップ形式でのまちづくり懇談会

  

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