北部火葬場候補地で説明会

政治・行政

[ 2012年 4月 5日 木曜日 9時50分 ]

 下伊那北部5町村でつくる北部総合事務組合の火葬場建設計画で、高森町は3日夜、第1候補地となった吉田西地区の住民を対象にした説明会を吉田西地区館で開いた。より丁寧な説明によって理解を得ようと関係する常会単位で初の実施。この日を皮切りに、10日まで吉田西地区の計4常会を対象に行う。

 町側は山田幹男副町長のほか担当課長、組合事務局らが出席。プロジェクターを使って事業の概要や候補地の選定経過、今後の進め方について説明した。

 想定される質問をQ&A形式で示した。火葬場から出る煙や臭いについて、山梨県内の火葬場2カ所の視察を踏まえ「火葬処理の技術が格段に向上しており煙や臭気、騒音などの苦情が寄せられる例はほとんどない」と説明。また煙突から出る煙は「無煙、無臭化されており、排気口は目立つものではない」と加えた。

 吉田西地区の候補地は、県道飯島飯田線と町道ハーモニック道路(上段道路)の間にあり、主に畑で面積は1万6000平方メートル。火葬場計画で整備する面積については「基本構想にある必要面積は3500平方メートル以上。周辺住民や利用者に安らぎを感じてもらうため庭などの緑地帯を整備すると構想に示され、これから相談させてもらう」とした。

 火葬炉は2基設置し、1日最大火葬件数は6件を想定する。2010(平成22)年度の北部5町村の火葬数は年間540件で、1日平均1・78件。1日1~2件が65%、同3~4件が20%、火葬のない日は15%。

 この日は住民ら約30人が参加。町側からの説明後には質疑応答もあり、参加者は不明な点や今後の進め方を質したりした。

 町は今後、隣接区を対象にした説明会も同様に開く予定。先進地の視察も計画しており参加を呼び掛けた。

 山田副町長は「常会単位での説明会や視察などを通じて理解を求めたい」と話した。

 設置基本構想だと、火葬場の供用開始は2015(平成27)年度。本年度は用地買収や測量調査、地質調査、基本設計を予定し、14年度までに着工する計画。

  

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