任期満了に伴う平谷村長選はきょう19日に告示される。これまでに立候補を表明しているのは、新人で元村副議長の西川清海氏(69)=無所属、新町=のみ。ほかに動きはなく、無投票となる公算が大きくなっている。
西川氏は4日、役場で記者会見を開き「村民が安心する村づくりを進めたい」として出馬を正式表明。12日に村議の辞表を提出して受理された。
キャッチフレーズとして掲げるのは「対話」「活力」「安心」。子育て・教育等の支援事業の強化、高齢者への医療・介護など経済支援、移住希望者への積極的なアプローチと空き家利用、住宅整備に力を入れるとする。赤字が続く温泉施設やスキー場については、提言機能を発揮するための第3者委員会の立ち上げを主張している。
19日は午前9時半から事務所の「川上製作所」で出陣式を開き、第一声を放つ。その後、午後4時ごろまで村内全域を遊説する。
前回の村長選は、今期限りで引退する現職で4期目の小池正充氏(78)=無所属、平松=と新人1人の一騎打ちだった。無投票となれば8年ぶり。
1月18日現在の選挙人名簿登録者数は336人(男157人、女179人)。