飯田市の未来デザイン会議

政治・行政

[ 2015年 10月 19日 月曜日 9時41分 ]

 飯田市の「次期総合計画」(2017~28年度)や「地方版総合戦略」を策定する市の未来デザイン会議は16日、2回目の会合を開いた。基本構想の柱の一つとなる「未来ビジョン」の検討に向け、飯田の魅力や思い描く将来像についてグループ討論。リニア開業に向けては、課題の大きな方向性として「ローカルとグローバルの融合」が浮上した。

 30年先の将来も見据えた中で、リニア中央新幹線が開業する12年後(2027年)の地域像となる「未来ビジョン」や「人口ビジョン」を展望し、実現に向けた戦略や行動計画を立てる市民会議。2回目の今回から議論を本格化させ、「リニア時代の飯田の魅力・強みをつくる」をテーマに19人の委員が2つのグループに分かれて討議した。

 飯田の魅力について委員らは、人と人、人と地域、人と行政の密接な結びつきや、ムトスの精神が象徴する自立性、地域を挙げて継承している伝統芸能などを挙げ、伸ばすべき部分として教育や世界に向けた情報発信など多彩な項目を挙げた。

 「多様な魅力の中から、他の地域にないものを見つけて引き伸ばすべき」「目に見えない魅力をどうアピールしていくかが課題」などの意見もあった。

 描く将来のまちの姿では「小さな世界都市」の実現に向けて「外国人を含め、多様性を受け入れられる土壌づくりが必要」、定住促進のターゲットとなる世代に向けて「充実している子育て環境をさらに伸ばし、アピールするべき」、二地域居住の促進を意識して「移住者のコミュニティーづくりも必要」などとした。

 専門委員の法政大学人間環境学部の石神隆教授や事業構想大学院大学の小塩篤史准教授は、現状の魅力である「人」が軸の「ローカル」と、将来に描く「世界」に目を向けた「グローバル」の、相反する2つのテーマの融合が大きな課題になりそうだとした。

 次回は地区別・分野別懇談会の検討内容を踏まえ、「未来ビジョン」の原案づくりの作業に入る。もう一つの柱となる「人口ビジョン」も含め、16年11月末までに次期総合計画の原案をまとめる方針。飯田市版総合戦略も並行して策定し、15年度末までにまとめる。

  

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