「令和」の幕開け

社会

[ 2019年 4月 30日 火曜日 14時01分 ]

 天皇陛下(第125代、御名・明仁=あきひと)が4月30日退位され、1日午前0時に59歳の皇太子さまが新天皇に即位されて元号が「令和」に改元される。皇太子さまの即位関連儀式は同10時半から「剣璽等(けんじとう)承継(しょうけい)の儀」が行われ、同11時10分から始まる「即位後朝見の儀」で、即位後初めて国民の前でお言葉を述べる。

 剣璽等承継の儀は天皇が皇位を継承した証として剣璽、御璽(ぎょじ)、国璽(こくじ)を継承する儀式。男性皇族ほか三権の長や閣僚らが参列する。

 即位後朝見の儀は、即位後初めて公式に三権の長をはじめ国民を代表する人々に会う儀式で、2つの儀式はいずれも皇居・宮殿で最も格式の高い「松の間」で行われる。

 4日の一般参賀でもお言葉を述べる予定で、新天皇としての最初のメッセージに注目が集まる。

 陛下は2016年8月、退位の意向を強くにじませたビデオメッセージを発し、17年6月に陛下一代に限って退位を実現する皇室典範特例法が成立。同年12月の皇室会議を経て、退位が4月30日と決まった。

 これを受け、政府は4月1日、「平成」に代わる新元号を「令和」と発表。現存する日本最古の歌集「万葉集」からの初出典で、万葉集の「梅の花の歌」32首の序文「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かおら)す」から引用した。

 安倍晋三首相は会見で「厳しい寒さの後に春の訪れを継げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる日本でありたいとの願いを込めた」と述べ、広く国民に受け入れられ、生活の中に根ざすことを願った。

  

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