県道飯田南木曽線のJR飯田線知久町踏切の終日全面通行止めは、31日午前7時半に解除される。同踏切前後の約150メートルが通行可能になるのは、昨年3月18日以来1年5カ月ぶり。セブンイレブン飯田白山町店西側から白山町2丁目歩道橋までの区間は拡幅工事が続き、区間全体約440メートルが完了するのは9月末を予定している。
同拡幅工事は、知久町踏切前後の狭い区間の解消を目的に実施。工事期間中の歩行者の迂回路確保のため、セブンイレブン西側に仮設歩道を設置したほか、本町踏切~飯田米穀間で歩道の暫定拡幅を行った。
セブンイレブン横の仮設道路は全体の工事が完了する9月末で撤去するが、本町踏切~飯田米穀間の歩道拡幅は「今後も残してほしい」との地域要望を受け、拡幅したまま存続できるよう、県飯田建設事務所は地権者のJR東海や工事後の管理者となる市と協議を進めている。
知久町踏切前後区間の工事完了後も、セブンイレブン西側から歩道橋までの区間は工事が続く。8月から9月初めまでは通行制限がないが、9月以降の舗装工事の期間中は片側交互通行になる見通し。
◎写真説明:通行止め解除となる知久町踏切