サンあなんが阿南荘問題で記者会見

社会

[ 2011年 8月 5日 金曜日 9時55分 ]

 阿南町北条の特別養護老人ホーム阿南荘の移転改築に伴い、運営する社会福祉法人サンあなん(熊谷秋穂理事長)と阿南町が対立している問題で、同法人は4日、同所で記者会見を開いた。町が要求する運営への関与に対し「不法な行為」と主張。新阿南荘の指定管理者を公募することについては「継続的安定的なサービスの供給や職員の身分の確保のため、契約上の権利を守っていきたい」と反発した。

 阿南荘は、老朽化や個室ユニット化に伴い移転改築しており、新阿南荘が来年4月にオープンする。当初、法人側の建設の予定が公設民営へ変更されてからさまざまな点で対立が続いてきた。

 会見では熊谷理事長と代理人の長谷川敬子弁護士が出席し、法人としての見解を説明した。町側が低所得者対策が争点だとし法人の運営を批判したことについて「個室ユニットサービスでも利用料は従前通りという町の要求は受け入れている」と反論した。

 「当初、個室ユニット化に対し町が多床部屋導入を要請したのにも関わらず、公設となってからも多床室をつくるという話にならなかった。補助金の出ない多床室をつくらないというのは功利的」と批判。「個室化でサービス向上させる一方で利用料は従前通り、というのは無理な要求だが、それも受け入れる方針で争いはない」とした。

 経営について町が要求する▽議会選出の理事を加える▽評議委員会の設置▽救護施設と特養施設の人事交流―などについて「経営の根幹に関わる問題。自主性を重んじ不当な関与を禁止している社会福祉法に違反する行為だ」と強く批判した。

 また、新阿南荘で新たに指定管理者を公募することについて「2007年4月に交わした協定書に基づいて、2014年3月31日まで阿南荘の管理運営を継続する」と主張し、町と争う姿勢を示した。継続の望む理由として▽福祉サービスの継続・安定▽職員の雇用確保▽契約上の権利―の3つを掲げた。「町が強行に公募を進める場合は、法的な対応も辞さない」とした。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     

最近の記事

【飯田市・下伊那】衆院選が公示、5区は与野党一騎打ち 12日間の短期決戦スタート

10月19日火曜日15:51

【飯田市】長編映画撮影の無償ボランティア募集

10月19日火曜日15:12

【大鹿村】大鹿歌舞伎秋季公演をライブ配信 静かな会場でこん身の演技

10月18日月曜日15:19

【飯田市・下伊那】南信州獅子舞フェスティバルが2年ぶり開催 14団体が勇壮に伝統舞

10月18日月曜日15:41

【飯田市】飯田風越高校で創立120周年記念式典開く

10月16日土曜日14:05

【高森町】高森中3年生が園児に自作の紙芝居を読み聞かせ「すごく喜んでくれた」

10月16日土曜日14:24

【天龍村】国道418号神原トンネル現場見学会に児童らが参加「勉強になった」

10月15日金曜日16:27

【大鹿村】大鹿歌舞伎題材のご当地ポスト「大鹿カブシャンポスト」が道の駅に設置

10月15日金曜日15:04

【長野5区】衆議院解散で総選挙に突入 19日公示、31日投開票

10月14日木曜日15:27

【喬木村】現職・市瀬直史氏が村長選出馬を表明

10月14日木曜日15:18

【豊丘村】地元の味と香りを堪能 小中学校でまつたけ給食

10月13日水曜日15:48

【飯田市】佐藤健飯田市長 就任1年目の市政経営を振り返る

10月13日水曜日15:59

【飯田市・下伊那】緊急事態宣言解除で体験型教育旅行の受け入れが本格化

10月12日火曜日15:45

【天龍村】天龍村の村指定無形民俗文化財「満島神社の秋祭り」開催

10月12日火曜日15:03

【売木村】200キロを走るウルトラマラソン大会を初開催 累計標高差4000メートル超の山岳コースに挑む

10月9日土曜日14:43








記事の検索はこちらから



















南信州電子版購読

スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞