ムトス飯田賞の受賞団体を発表

社会

[ 2014年 1月 27日 月曜日 9時45分 ]

 飯田市は24日、活力ある優れた市民活動を表彰する本年度の「ムトス飯田賞」の受賞団体として、東野地区の桜並木を管理する「大宮通り桜保存会」(武田年史代表、会員450人)と地域資源を生かした環境保全に取り組むNPO法人「いいだ自然エネルギーネット山法師」(中島武津雄代表、会員35人)の2団体を発表した。

 桜並木は「飯田の大火」の5年後の1952(昭和27)年に整備された。住民による保存会は71年に発足し、78年からは市の委託を受けて並木を管理。日々の草取りや清掃、土壌や根の保護など「桜本位」の環境づくりを推進する他、毎春に「大宮通り桜まつり」を開いている。

 一方、山法師は環境保全と地域活性化を目的に2002年度に発足し、化石燃料ゼロハウス「風の学舎」を下久堅地区へ建設。温暖化対策に関する視察研修や原生活体験の受け入れ、自然エネルギーの普及、エコでスローな生活スタイルの提唱などに取り組む。大豆栽培や豆腐・みそ作りを通じた山都交流も行っている。

 選考にあたっては前年度に引き続き、受賞対象を公募。自薦1、他薦3の4団体をムトス飯田推進委員会(会長・牧野光朗市長、小島稔座長)が審議し、受賞2団体を決めた。

 同委員会は保存会の取り組みについて「半世紀近くの保存活動は、まちづくりに彩りを与えている。古老桜までも見事な花を咲かせ、市民や観光客を楽しませている」と評価。山法師については「多様な経験と創意工夫を生かしたプログラムで人気と需要が膨らんでおり、『環境モデル都市』飯田の一翼を担うブランディングの先駆者」とたたえている。

 「ムトス」は「○○しようとする」の意味。市は85(昭和60)年から、前向きで意欲的な活動者を波及効果も期待して顕彰している。29回目の今回で受賞者数は60団体・2個人となった。

 表彰式は2月16日の第51回飯田市公民館大会で行う。同大会の第6分科会で、今回の受賞2団体の事例発表がある。

  

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