東和町ラウンドアバウト5日から

社会

[ 2013年 1月 31日 木曜日 15時10分 ]

 飯田市は改良工事を進めている東和町交差点の通行方法について、2月5日午後3時半(予定)から、信号機によらない「ラウンドアバウト」(円形交差点)方式の運用を始める。市内では吾妻町(ロータリー)に続いて2例目だが、信号交差点からの切り替えは全国初。市建設部は安全な運用に向け、地域住民へ周知と理解を呼び掛けている。周辺工事は3月の完成を予定しており、それまでは大型車の通行は制限される。

 東和町交差点は5方向の市道と県道が交わる。市は2009年度に、周辺の谷川や中央公園などの整備事業に着手し、交差点の改良検討を進めてきた。当初は4方向の信号交差点化が計画されたが、吾妻町での社会実験の検証や市道の維持を求める住民要望などを踏まえ、円滑な交通と安全性の向上を可能とするラウンドアバウト化を決めた。

 ラウンドアバウト交差点は、中央島と、それに沿った環状の道路(環道)などで構成。各方面からの車両は一時停止後に左折する形で環道(交差点内)に入り、時計回りで進行後、目的の道路へ抜け出る。

 流れの円滑化や速度抑制に伴う安全性は社会実験で実証済み。信号機がないため、二酸化炭素や維持管理費の削減効果のほか、災害時や停電時の混乱を避けられるなどの特性がある。

 ラウンドアバウト方式は2月5日午後3時半からを予定するが、当日の信号機の撤去作業や天候などの状況により、変更となる場合もある。中央島や周辺整備を引き続き実施し、大型車は通行が制限されるので注意する。警備員は配置する。

 牧野光朗市長は「安全かつエコという環境文化都市にふさわしい取り組み。ぜひ市民の皆さんも認識を深め、発信してもらいたい」と話している。

  

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