飯田市は19日、今年度国民年金事業功労者表彰の社会保険庁長官表彰を受賞した。社会情勢が厳しく全国的に納付率が下がるなか、飯田市の納付率は昨年度72・97%と全国平均(約62%)に比べ下がり幅が少なかった。また、口座振替の推進や前納、免除制度の案内に努めるなど窓口での積極的な相談業務が評価された。
飯田市の社会保険庁長官表彰受賞は1999(平成11)年以来10年ぶり。ことしは県内で同市のほか、岡谷市、諏訪市が受賞した。
長野社会保険事務局の仕田原祐輔事務局長、飯田社会保険事務所の永野俊彦所長らが市役所を訪問。出張中の市長に代わって丸山達也副市長が表彰状を受けた。
同事務局長は「窓口が一生懸命頑張っているおかげ」と感謝。同副市長は「納付率は市民の実直さ、真摯さの表れ。市民に対する表彰であり、評価されてありがたい」とあいさつした。