ぐりいいんだ認定証を3件交付

社会

[ 2009年 11月 3日 火曜日 8時21分 ]

 飯田市環境配慮型製品認定制度「ぐりいいんだ」の認定式が2日、市役所であった。上郷飯沼の(有)住装(伊藤稔代表取締役)が開発した「ふらわーポケット」、上郷黒田のエコトピア飯田(桜井善実代表取締役)が開発した「エコファイン」、駄科の(有)インフィニ(菅沼邦彦代表取締役)が販売する「ロック・フェイス エコグリーン」「ロック・フェイス バイオポーラス」の3件を新たに認定。牧野光朗市長が認定証と支援承諾書を交付した。

 ぐりいいんだは、市内の事業者などが開発、製造した環境配慮型製品の販売を支援するための市独自の認定制度。認定を受けた企業は、その製品やチラシなどに「環境文化都市飯田の認定品」であることを掲載できる。市は、各種展示会や広報活動を通して認定品をPRしたり、市の公共事業などで積極的に活用することになっている。

 2002(平成14)年からスタートし、ことしで7年目。交付件数は今回で20件を数える。市は今回から専門委員会(委員長・涌井正浩工業技術センター長)を設けて事業者にプレゼンテーションしてもらい、評価の結果を市役所の審査委員会(委員長・粂原和代産業経済部長)に報告し最終決定する方法に改めた。認定期間(5年)を経過した認定品については、再認定を検討しているほか、認定企業による情報交換会も予定している。

 今回認定された「ふらわーポケット」は、主に住宅に用いられる外壁材の中で窒素系サイディング(セメントと木片や化学繊維の混合成型板)でつくられた植木鉢、プランター、傘立てなどの二次製品。建設廃材の直接的な減量につながり、一般消費者に環境保全意識の向上を啓発する効果も期待できる。

 「エコファイン」は、新聞古紙100%を原料として、古紙粉砕解繊物を生産。汚泥処理施設の脱水ろ過助剤として使用する。汚泥処理の工程でエコファインを添加することにより、汚泥含水率が低くなり、汚泥を焼却処理する場合には補助燃料の低減になる。さらに繊維質を含む汚泥になるため、発熱量が向上し補助燃料の低減につながり、CO2発生を抑制できる。

 「ロック・フェイス」のシリーズは、桐林クリーンセンターの一般廃棄物熔融スラグを利用したコンクリートブロック製品。製造は信濃ブロックが手がける。製品内部に発生土や砕石を使用することで、現地の植生物の生育保護と従来のブロック積でのCO2削減と生殖空間を確保した環境保全型となる。

 交付式で牧野市長は「環境モデル都市に認定され、環境産業の振興のため、この地域ならではの製品を全国へ発信していきたい。今回の認定を機に、さらなる発展に寄与していただきたい」と述べた。

  

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